 |
| |
| 2004年10月30日(土)駐日本中国大使館にて、とても珍しい将棋駒贈呈式が行われました。 |
| 駒の書体は中国の画家であり書家である古干(グガン/Gu Gan)作、彫刻は秀峰によるもので、 |
| 贈呈を受けるのは、羽生善治王位・王座と、中井広恵女流王将・倉敷藤花です。 |
| |
 |
| (羽生二冠、秀峰師、古干画伯、中井女流二冠) |
| |
| 古干画伯は中国の現代派画家で、「東洋のピカソ」として世界的な評価を集めています。 |
| またその書体は独特な芸術性を持つ「古干字体」と呼ばれ、漢字文化を美術世界に昇華 |
| させたと言われています。まもなくアップフロントブックスから待望の日本語版作品集「古 |
| 干作品集」が出版されますが、同じく「鏡花水月」を今夏出版した中井二冠が、古干画伯 |
| の書に惚れ込み「こんな書体の駒で指してみたいなあ」とふと口に出したのが今回の将 |
| 棋駒製作のきっかけだそうです。 |
| |
  |
| (待望の駒とご対面 贈呈されるのは盛上駒・彫り埋め駒・彫駒の3種類) |
| |
  |
| (日中友好を願って多くの関係者が集まった) (古干画伯から目録が贈られる) |
| |
  |
| (古干画伯、秀峰師が駒箱に名前を揮毫する 中央に書かれてあるのは本日の日付) |
| |
  |
| (羽生二冠と中井女流二冠による記念対局) |
| |
 |
| |
 |
| 中井「実際にこうして盤に並べて指してみると、思っていたよりしっくりきました。途中で |
| 指しかけでしたが、このままずっとこの駒で羽生さんと指していたかったです(笑)」 |
| |
 |
| (世界初、古干字体駒での対局はこのような局面で指しかけとなりました) |
| |
 |
| (乾杯のあと、祝賀パーティー) |
| |
  |
(将棋関係者だけではなく、多くのマスコミが取材に訪れていました。 本田小百合女流二段も果敢にインタビューを試みます。) |
| |
  |
| (一番気に入った駒は?との問いに「角」を選んだ中井女流二冠) |
| |
| (今回の試みによって)「新しい風が加わり、人々もまた新鮮な感覚で将棋に関心を寄せるでしょう。 |
| さらにこうしたことの積み重ねにより、日本の将棋と中国の象棋の文化交流も深まることでしょう」と |
| 配布された資料につづられています。日中の素晴らしい才能が集結した記念すべきイベントでした。 |
| |
| (写真・文 比江嶋麻衣子) |