平成16年度前期・女流育成会
 
   里見香奈優勝 新女流棋士に
 
   
   
平成16年度前期女流育成会は9月5日(日)東京・将棋会
館で行われ、自力優勝のかかった里見香奈(島根県出身、
12歳。森雞二九段門下)が2連勝し、9勝2敗で優勝した。
里見は平成15年度後期入会。2期連続リーグ優勝で昇級
点2個獲得となり10月から新女流棋士としてデビューする。
 
また、昇級点を持った者が優勝した場合、昇級点を持たな
い者の中から上位1名に昇級点をつける規定により、8勝
3敗で次点の伊奈川愛菓が1個目の昇級点を獲得した。
 
最終局、伊奈川は早くに中村に負け、昇級点の自力権利
は一時熊倉に移った。井道−熊倉戦は最後まで残る双方
秒読みの大熱戦となったが、井道が粘る熊倉を退け、熊倉
は惜しくも昇級点を逃すこととなった。
(下に里見新女流棋士のインタビュー記事があります)
 
 
リーグ表
 
  育成会規定
・AクラスとBクラス統合の移行処置として、旧Aクラス在籍者に昇級点1個を付ける。
・昇級点2個で女流2級に昇級する。
・昇級点はリーグ戦成績上位1名に1個付く。
 ただし、昇級点を持った人が優勝した場合、昇級点を持たない人の中から上位1名に
 昇級点を付ける(昇級点を持たない人が10名以上の場合は上位2名に昇級点を付ける。
 どちらも勝率6割以上が条件)。
・30歳の誕生日を迎えて新たな育成会リーグに参加することはできず、自動的に退会となる。
 なお、リーグ戦途中で誕生日を迎えた場合、その期は参加出来る。
 ただし、上記対象者が昇級点を持ち、最後のリーグ戦を勝ち越した場合は次の期に参加できる。
 同様に勝ち越しを続けた場合、6期(3年)まで延長を認める。
 
 
 里見香奈新女流2級ミニインタビュー
   −2期での昇級は現在の規定では最短コースですね。今のお気持ちはいかがですか?
やっぱりうれしいです。
−最終局は危ないところもあったように見えたのですが…
序盤は自信がなかったのですが、途中盛り返しました。ただ終盤はこちらが居玉でと金を作られて、ドキドキしてました。 でも受け切って勝ちだと思いました。
−読みきってましたか
はい
   
囲碁将棋チャンネル「めざせ育成会」用に
最終局の棋譜を清書する(放映日未定)
−目標とする棋士は
清水さんや中井さんです。今は序盤がまだまだなので、もっと力をつけたいです。
−プロになって、まず楽しみなのは
やっぱり対局ですね
−ずっと島根から夜行バスで通ってたんですよね。今日もですか?
はい。バスの中で眠れるので大丈夫です。
−おつかれさまでした。