第16期女流王位戦リーグ最終局・特別解説会
「女流棋士2005サマープレゼンツ」
 
 
清水市代女流王位への挑戦権を争う、女流王位紅白リーグ。
8月5日(金)におこなわれる最終日一斉対局を、今回初めて女流棋士が運営する
解説会でみなさまにお届けします。解説も駒操作も全て女流棋士がおこないます。
☆沢山のご来場ありがとうございました☆
 
 
 
  <紅組>
  中井広恵六段が4−1で優勝 陥落は矢内四段、久津初段、中倉宏初段
 
  <白組>
  千葉涼子王将が5−0で優勝 陥落は村田初段、山田朱初段、中村初段
 
 
 
       日時 8月5日(金)午後3時〜終局まで
       場所 東京・将棋会館 2階研修室
         (JR千駄ケ谷駅・都営地下鉄大江戸線国立競技場駅下車徒歩7分)
       料金 全席指定 S席3000円、A席2500円(オリジナルグッズ付き)
 
       解説者 斎田晴子四段 山田久美三段 他多数ゲスト出演
       途中「次の一手」を出題 賞品は対局者直筆色紙、オリジナル扇子
 
 
 
      <最終局のみどころ>
 
 
 紅組 
 
     
       ▲中井広恵六段(3勝1敗)−△中倉宏美初段(2勝2敗)
 
    中井は女流王将戦でまさかのストレート負けを喫して2000年
    以来の無冠となったが、7月に入り4連勝と復調気配。タイトル
    復位へ最初のチャンスをものにしたい。
    三間飛車をレパートリーに加え、各棋戦で好調の中倉宏だが、
    中井とは3戦していまだ勝ち星がない。負けると順位の差で
    即陥落、勝てばプレーオフの可能性も残されている。
 
 
     
       ▲石橋幸緒四段(3勝1敗)−△高群佐知子三段(2勝2敗)
 
    現在は中飛車を得意としているが、もともとは何でも指せる両者だけに、
    出だしからの駆け引きや戦型が楽しみ。相振飛車や相居飛車、前例
    のない力将棋になる可能性もある。石橋は勝てばプレーオフ以上が
    確定。高群は負けてもわずかながら残留の可能性はあるが、勝って
    プレーオフへの望みをつなげたい。対戦成績は石橋の9勝4敗。
 
 
     
       △矢内理絵子四段(1勝3敗)−▲久津知子初段(1勝3敗)
 
    育成会在籍が同時期だったふたりは、女流棋士番号もひとつ違い。
    プロ入り後の対戦成績は3−3と全くの互角。実績では矢内が上
    だが、久津にも苦手意識はない。矢内は勝っても残留は他力という
    苦しい状況。久津はリーグ陥落が決まっている。
    戦型は、久津の四間飛車に対し、矢内の左美濃か急戦か。
 
 
 
 
 白組 
 
     
       △本田小百合二段(3勝1敗)−▲千葉涼子女流王将(4勝)
 
    白組の優勝がかかった注目局。千葉が勝つと5戦全勝ですんなり挑戦
    者決定戦進出が決まる。本田が勝てば、両者で再度プレーオフを戦う。
     対戦成績は千葉が7−1と圧倒しているが、直前の対局(7/12女流名
    人位戦A級)で 対千葉戦初勝利を挙げた本田も気分よく臨めそう。
    居飛車党同士の一戦、戦型は相掛かりか角換わりか。
 
 
     
       ▲早水千紗二段(2勝2敗)−△中村真梨花初段(2勝2敗)
 
     前期女流王位戦リーグで紅組優勝し、挑戦者決定戦に駒を進めた
     早水と、今期ここまで12勝3敗、勝率8割と絶好調の中村。関東期待の
     若手同士の対戦は、他の勝敗に関係なく、勝った方が残留し負けた方が  
     リーグ陥落する残留決定戦となった。対戦成績は1−1の五分。
     破壊力抜群のマリカ四間飛車に対する早水の戦略に注目。
 
 
     
           △村田智穂初段(4敗)−▲山田朱未初段(1勝3敗)
 
     ともに3年連続リーグ残留or復帰を果たし、女流王位戦ではおなじみと
     なった関西所属のふたり。残念ながら今期は両者とも陥落が決まって
     いるが、競争の激しい関西女流棋界において、今後のためにも来期に
    向けても負けられない一戦。対戦成績は3−3。最近の対戦では山田
    朱の四間飛車に村田の居飛車穴熊が続いている。(※なお、本局は
    関西将棋会館で行われるため、大盤解説会での感想戦はございません)