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| 久々に昔の日記を開いてみた。 | |
| 16歳でプロデビューしてからもうすぐ10年をむかえようとしている。 | |
| 10年、、、その響き、その時間は一体どれほどなのだろう? | |
| 書きたいときだけ書いていた、いい加減な日記だが、プロデビューが決まった頃の | |
| ものはさすがに今見てもその嬉しさが滲み出ている。 | |
| 「9月25日・・・・本当にいろいろな人にお祝いしてもらって感謝している。ときおり | |
| 嬉さが溢れて突然泣きたくなる。苦労したほうなのかどうなのか、それはわからな | |
| い。でもホッとしている。今までやってきたことがすべて正解と思える。嬉し涙でこ | |
| んなに泣いたのは初めてだろう・・・・」 | |
| それから、発表はできないけれど、決意に満ちた言葉が並び、、この気持ちは絶 | |
| 対忘れない。本当に一生忘れない。と締めくくってあった。 | |
| 我ながら熱い、、、熱すぎる。。。 | |
| しかし、今、本当に同じ気持ちを持ち続けているだろうか? | |
| これを読んだとき、チクっと胸が痛かった。原点を振り返るには十分だった。 | |
| 感情が高ぶるとき、苦しいとき、文章に書いて吐き出してしまいなさいと師匠から | |
| 教わり日記とともに書いてきた。パラパラとめくると文字も歪んで、解読不能な文 | |
| 章の羅列もある。 | |
| ただ、目の覚めるような一言、嬉しかった一言、良かったことも書き留めるようにし | |
| て、それらに自分自身励まされているようだ。 | |
| いろいろな事があったな・・と振り返る。 | |
| いろいろな人に支えられて今の自分があるのだな、とあらためて思う。 | |
| そして、こうして女流棋士としての日々を送れるのも、このホームページをご覧いた | |
| だいている皆様をはじめ、将棋界、女流棋界を応援して下さっている方々のおかげ | |
| なのだなと思う。 | |
| 自分は、特別な才能があるわけではない。 | |
| ただ日々、将棋道に精進することでしか感謝の気持ちを示せないけれど、 | |
| でも・・・自信をもってやっていこうと思っている。 | |
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