私と将棋岩根忍
「共に歩む」岩根忍
 
『あなたにとって将棋とはなんですか?』
質問された時は不思議と何も思いつきませんでした。
毎日傍にあるのが当たり前すぎて、深く考えたことがなかったのです。
 
私が将棋に出会ったのは15年くらい前。
駒の動かし方を覚えた直後、「王様で王様は取れない」「これ4手詰めや」
などと勘違いをしていたことがとても懐かしいです。
もっとたくさんの人と指してみたくて道場にも通いました。
負けそうになった時に机の下から相手を蹴ったり、駒を投げたりしたことも
あったらしく、めちゃくちゃだったと母が言っております。(何かの間違いに
違いない(+_+;))
勝つこと、そして昇級していくことが何よりも嬉しかったのもこの頃です。
子供ながらに将棋の奥深さを感じていたように思います。
その後は一本道のように研修会→奨励会と進みました。
男の子ばかりでやりにくさはなかったですか?と聞かれることがありました
が、みんな仲良くしてくれました。
もちろん対局は別でしたが。。(笑)
負けすぎて嫌になったり、精神的に辛い時期もありましたが、幸いすぐに
忘れる性格。
やっぱり将棋は楽しむもの!です。
女流棋士になった現在は、色々な人の支えや応援を改めて感じ、感謝の
気持ちでいっぱいです。
忙しくなり自分の時間を持つことは少なくなりましたが、新鮮で楽しい毎日!
たくさんの人との出会いも大切な宝物です☆
 
もし今同じ質問をされたら、大げさかもしれませんが『空気のようなもので
す』と答えるでしょう。
これからも色んな喜怒哀楽を経験すると思いますが、楽しむ気持ちと、感
謝の気持ちを常に忘れずに、少しずつでも成長していきたいと思います!!