私と将棋里見香奈
「楽しく歩きたい」里見香奈
 
 私が将棋を覚えたのは、6才の時でした。お父さんとお兄ちゃんが
指しているのを見て、「とても面白そうだなぁ…」と思いました。
それから、道場にお兄ちゃんと一緒に通い出して、大会があると必ず
参加するようになりました。地元島根県の大会はもちろん、鳥取県、
広島県などにも行きました。 大会では、上位入賞すると、図書券や
賞品がもらえるから大好きでした。(^O^)
 
 話は変わりますが、鳥取に住む私のおじいちゃんも将棋が強くて、
そのころの私はもちろん、お兄ちゃんもお父さんも全く歯が立ちませ
んでした。おじいちゃんはよく大会に応援に来てくれて、大会で勝つ
と、とても喜んでくれました。今でも私の記事が載ったりすると、将棋
仲間に自慢しているそうです。(^_^;)
 
 このように、私は家族やまわりの人に支えられてとてもいい環境
で将棋が指せてこられたと思います。行く先々で、たくさんの人と出
会え、知り合いになったことは私にとって大きな財産だと思っていま
す。その応援があったからこそ、女流棋士にもなれたと思います。
 
 昨年、念願の女流棋士になったのですが、その時は実感があまり
なく、「本当に大丈夫かな?」と思いました。はじめは、対局の時の
時間配分などに慣れず、序盤が疎かになったり、時間が余ることも
ありました。今は「少し慣れてきたかな?」と思うようになりました。
 
 イベントなどでも、とても緊張していっぱいミスをしてしまいました。
私は、人前でしゃべることが苦手なので、先輩方みたいに上手に
出来たらいいなと思います。また、指導対局でも、感想戦をもっとわ
かりやすく、丁寧に出来るよう頑張りたいと思います。
 
 それと、対局と学校の試験が近くの日にあったりしたときなどは、
結構大変です。試験勉強もしなくちゃいけないし、将棋の研究もし
なくちゃいけないので、パニックになりそうです。(-_-;)
 
 でも、これも自分で選んだ大好きな道ですので、たいへんでも楽
しく歩いていきたいと思います。そして、もっともっと強くなりたいで
す。これからもたくさんいろいろな経験をさせて頂くことになると思
いますが、一生懸命がんばりますので、皆様どうか温かい目で応
援をよろしくお願いいたします。